看護師の転職活動は繁忙期を避ける

看護師は転職の多い仕事です。病院をはじめ介護施設、一般企業など働ける職場が多く、条件を絞り込み過ぎなければスムーズに転職先が決まる可能性が高いです。ただより自分の条件に合う職場を見つけたいと思うなら、転職する時期も意識する必要があります。まず転職活動を避けた方が良い時期は、繁忙期でもある12月から年明けの1月です。年末年始は病院も休みになるため、診察日は患者が殺到する可能性があります。休みが多い時期でもあること、さらに風邪や感染症が流行りやすい時期でもあるため患者が殺到しやすく、求人数の数も多くない傾向にあります。

逆に転職活動に向いているのは2月から3月と10月です。2月から3月は4月度の入職者を増やすため、求人数の数も多くなります。4月は新卒の看護師が入ってくる時期でもあり、新卒看護師と中途採用者の教育を同時に出来るという利点もあります。つまり2月から3月中に転職先を確定させておくと、新年度から入社となり、スムーズに職場に入っていく事が出来るのです。また10月は職場内での異動シーズンであり、求人数も増えるため転職活動がしやすくなります。求人数が多いと、それだけ自分の条件に合う職場が見つけやすく、転職先の選択肢も増えます。さらに異動シーズンという事は、新しい職員を受け入れる準備が整えられているため、入社後のフォローも手厚く受けられます。同じ職場でも忙しくバタバタとしている時期より、余裕がある時期の方が雰囲気も良く、早く職場に馴染めるかもしれません。